症例一覧 : 猫背

円背型猫背

円背型猫背は、背中が丸くなっているタイプの猫背です。

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猫背と聞いて皆さんが連想されるのはこのタイプで、亀背や脊椎後湾曲とも呼ばれ
前かがみ姿勢での作業が多い方や、習慣となっている方に多くみられます。

背骨と背骨をつなぐ関節の動く範囲が狭くなっているため、仰向けで寝ることが苦手だったり
仰向けになると背中に痛みを感じる場合があります。

このタイプの猫背は、背中の痛みや肩こり、腰痛をおこしやすいです。

また、背中が丸くなることで肺や気管支などの呼吸器系であったり
胃や腸、肝臓などの内臓が圧迫されることで負担を受けてしまいます。

 

前肩型猫背

前肩型猫背とは、肩が前方へ出ているタイプの猫背です。

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赤ちゃんのおんぶや重いリュックを背負うなど、肩をすくめて力を入れることが多い方や
スマホやパソコンを長時間使う方が成りやすい猫背です。

このタイプの猫背は肩の前面や胸部へ痛みやつっぱり感といった不調が出やすくなります。
また、肩が本来の位置より前に出ることで肩関節や肩甲骨が動かしづらくなり
肩こりや四十肩、五十肩、投球障害などのスポーツ障害といった症状を引き起こしやすくなります。

 

顔出し型猫背

顔出し型猫背とは、顔を前に突き出しているタイプの猫背です。
前方頭位・首猫背とも言われます。
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パソコン作業や乗り物の運転などを集中して行っていると次第にこのような姿勢になってしまいます。
また、イスに座るときに浅く腰掛け背もたれに寄りかかって座る方に多く見られます。

日頃からスマホやタブレット、読書やゲームなどで下を向く姿勢でいることが多いと
ストレートネックといわれる状態になりやすいです。

顔が前に出てしまうと見た目が良くないのはもちろんですが、
身体の真上に頭が乗っていないので、首に負担がかかる姿勢です。
首からくる肩こりや首の痛み、頭痛、顎関節症になりやすいです。

猫背

猫背とは、首がやや前に出て、背中を丸めた姿勢を指します。

猫背になると、背中が丸くなっているという見た目だけでなく、姿勢が崩れていることにより身体へさまざまな影響を及ぼします。


猫背になっているかどうかの目安として

背中が丸くなっていないか
肩が前方に出ていないか
顔が前方に出ていないか


といったところがポイントになります。

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